2014-7-17
テラリコン・インコーポレイテッドは,病院全体でCTやMRIの3D画像を参照するための環境を提案した。「iNtuition REVIEW」は,3Dワークステーションとしての豊富な画像処理機能に加えて,PACSビューワとしての機能も併せ持つ。異なるモダリティ画像の自動位置合わせや過去画像比較,3D画像と2D画像の並列表示が可能。マンモグラフィのトモシンセシスにも対応している。また,「iNtuition EMV」は,Webベースにビューワで,電子カルテシステム端末に相乗りして3D画像やDICOM画像に加え,内視鏡画像,病理画像を参照用に表示する。
同社は,出展者プレゼンテーションセミナーも行った。7月16日(水)に行われたこのセミナーでは,聖隷浜松病院事務局長の日下部行宏氏が,「聖隷浜松病院での電子カルテ全館3D解析利用連携における業務の効率化と治療寄与効果」をテーマに講演した。日下部氏は,同院が構築した電子カルテシステム端末から同社製の参照用ビューワを起動できるようにして,手術室や外来などで3D画像を見られるようにした環境について説明。業務効率と診療の質の向上につながっていることを紹介した。
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