2024-4-12
関係者による恒例のテープカットで
ITEM 2024が開幕
2024国際医用画像総合展(ITEM in JRC 2024)が,2024年4月12日(金)に開幕した。JRC 2024のメインテーマ「変革の時代を先導する Leading an Era of Transformation」の下,パシフィコ横浜展示ホールA,B,C,Dを会場として146社が出展し,総展示面積は8567m2の画像医療機器やシステムの総合展示会がスタートした。また,今年もWeb展示(ITEM2024-WEB)が,3月15日からプレオープン,4月12日(金)~5月16日(木)正午までの予定で開催される(https://item.jira-net.or.jp )。
12日の9時30分から,展示ホール1階エントランスエリアで開会式が行われた。開会式には,日本ラジオロジー協会(JRC)の富山憲幸代表理事,第83回日本医学放射線学会総会(JRS)会長の陣崎雅弘氏(慶應義塾大学),第80回日本放射線技術学会(JSRT)総会学術大会大会長の根岸 徹氏(東京都立大学),第127回日本医学物理学会学術大会(JSMP)大会長の石川正純氏(北海道大学),展示会を運営する日本画像医療システム工業会(JIRA)会長の山本章雄氏(富士フイルムヘルスケア)が出席した。開会に当たり挨拶した富山JRC代表理事は,「JRCは,4つの団体がそれぞれ自主性を持ち互いに尊重し合いながら学会や展示会の開催,サポートをすることで大きく発展してきた。世界的に見てもRSNAに次ぐ規模であり,国際医用画像総合展としてアジアのみならず,世界に向けて日本のさまざまな知見をアピールする場となっている」と述べた。さらに,富山JRC代表理事は今回のメインテーマ「変革の時代を先導する」について触れ,「医療の技術革新は年々速くなっているが,そのスピード感をそのまま実感できるのが,このITEM 2024の展示会だ」として,3日間の会期を通じて医療機器の進歩や未来に向けた変化を感じ取ってほしいとまとめた。
続いて挨拶した山本JIRA会長は,企業側としてもITEM 2024は変革を先導するさまざまな技術をアピールする場であると述べた上で,「特に今年は各社がAI(人工知能)を活用したさまざまな機器・システムを展示している。JIRAとしてもAIやDXをテーマとしたプレゼンテーションを準備しているので期待してほしい」と意気込みを語った。
挨拶の後,テープカットが行われ,3日間にわたるITEMの幕が切って落とされた。ITEM 2024は14日(日)15時まで行われる。