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ITEM2026 ホロジックジャパン ブースレポート 乳がん診療における画像診断をワンストップで支えるソリューションをPR

2026-5-11

ホロジックジャパンブース

ホロジックジャパンブース

ホロジックジャパンは,乳がん診療のスクリーニングからフォローアップまでを支えるフルラインアップの画像診断機器を展示し,Women’s Healthのソリューションをトータルに提供できる強みをアピールした。いずれの製品も,画像診断の精度向上はもとより,検査効率の改善や被検者の負担軽減,読影支援などをめざして開発されており,被検者・診療放射線技師・医師が,快適に検査を受け,検査・読影を行える環境の構築を提案した。
マンモグラフィはトモシンセシス撮影が可能なハイグレードモデルの「3Dimensions」をコンソールや圧迫板と併せて展示。読影においては,トモシンセシス読影を支援するソフトウエア「3DQuorum」を展示し,臨床画像とともにビューワで紹介した。精密検査では,ワークフローを改善するバイオプシーシステム「Brevera Breast Biopsy System」や,腹臥位式乳腺バイオプシー専用システム「Affirm Prone Biopsy System」などのユニークな製品をアピールした。また,フォローアップにおける骨密度測定のソリューションとしてX線骨密度測定装置「Horizon」を紹介した。

●トモシンセシス活用も広がるマンモグラフィ検査における撮影と読影の負担を軽減

マンモグラフィは,トモシンセシスに対応したハイグレードモデルの「3Dimensions」を展示した。トモシンセシス撮影では,X線管球の振り角15°(±7.5°)の範囲を15回曝射してスライス画像を収集する。撮影時間は3.7秒と高速であり,再構成にFBPを用いることで撮影後5秒以内に画像を表示できる。画素サイズは2D・トモシンセシスともに70μmで,トモシンセシス画像から作成する合成2D「Intelligent 2D」でも高精細な画像を観察できる。
各種圧迫板も併せて展示され,なかでも被検者の負担軽減をめざして設計された圧迫板「SmartCurve」をアピールした。乳房の形に沿うように圧迫面をカーブさせ,胸壁側の角に丸みを帯びることで,圧迫時の不快感や痛みを軽減する。圧迫面の形もポジショニング時に技師が手を抜きやすいよう工夫されている。また,操作卓の「ユニバーサルコンソール」は,タッチパネルと3MPモニタを搭載,グラフィカルなUIと日本語表示で直感的に操作できる。
読影においては,読影負担の大きいトモシンセシスの読影を支援するソフトウエア「3DQuorum」を紹介した。1mm厚のスライス画像から,3mmごとにオーバーラップした6mm厚の画像「SmartSlice」を再構成することで,読影時間の短縮に貢献する。SmartSliceはコントラストが高く,石灰化の視認性が高まることも特長だ。

トモシンセシス対応のハイグレードモデルデジタルマンモグラフィ「3Dimensions」

トモシンセシス対応のハイグレードモデルデジタルマンモグラフィ「3Dimensions」

 

独自設計の「SmartCurve」を含めた圧迫板のラインアップ

独自設計の「SmartCurve」を含めた圧迫板のラインアップ

 

「3DQuorum」による「SmartSlice」(右)ではコントラストが向上

「3DQuorum」による「SmartSlice」(右)ではコントラストが向上

 

●施設のニーズに合わせて選択できるバイオプシーシステム

ITEMでは5年ぶりの展示となった「Affirm Prone Biopsy System」は,被検者が腹臥位の状態で乳房の圧迫・穿刺を行うユニークな構造の乳腺バイオプシー専用システムである。ベッドの開口部から乳房を下垂させて圧迫・穿刺を行うため,穿刺の様子が被検者から見えず,心理的負担の軽減,体動抑制につながり,スムーズかつ安全に施行できる。Cアームが回転するためターゲットの位置に合わせて360°からアプローチが可能。トモシンセシスガイド下バイオプシーでは,1回の撮影でターゲティングでき,スループット向上に貢献する。
バイオプシーシステム「Brevera Breast Biopsy System」は,マンモグラフィ下生検をスムーズかつ短時間に実施するために開発された装置で,スループット向上と被検者負担の軽減に貢献する。吸引採取した検体がチューブを通って本体内シールドルームのシャーレに送られ,撮影した画像をリアルタイムに搭載モニタで確認できる。シャーレが回転して次々と採取・撮影を行えるため,病変を確認できた時点で検査を終了できる。
また,吸引式組織生検装置「ATECシステム」は,生理食塩水を還流させながら吸引式組織生検を行うシステムで,マンモグラフィに加え,超音波,MRIガイドの検査に対応する。セットアップが容易でソフトウエアなしにシンプルに操作ができる点が特長となっている。また,空気圧駆動のため動作音が小さく,振動も少ないことから,被検者の不安感や穿刺時の衝撃を軽減できる。

360°からアプローチが可能な腹臥位式乳腺バイオプシー専用システム「Affirm Prone Biopsy System」

360°からアプローチが可能な腹臥位式乳腺バイオプシー専用システム「Affirm Prone Biopsy System」

 

スループットを向上させる「Brevera Breast Biopsy System」(左)とマルチモダリティ対応の「ATECシステム」(右)

スループットを向上させる「Brevera Breast Biopsy System」(左)とマルチモダリティ対応の「ATECシステム」(右)

 

●再現性の高い測定でフォローアップを支援するX線骨密度測定装置「Horizon」

X線骨密度測定装置「Horizon」は,乳がん治療のフォローアップや女性に多い骨粗鬆症の診断において,DXA法による高精度で再現性の高い骨密度測定検査を提供する。最上位機種では,Cアーム型X線管球が回転することで被検者が仰臥位のまま側面撮影でき,骨密度の変化をより早期にとらえられる腰椎の骨密度データを取得できる。腰椎での計測では,まず正面を撮影し,その画像を解析して腰椎位置を認識,Cアームを回転させて側面を撮影する流れで,5〜10分で検査が完了する。仰臥位という自然な体位で検査を行えるため再現性が高く,定期的なフォローアップにおいて高い精度で経時的な変化を追うことができることが特長だ。
ベッドとCアームが可動することで,長手方向約2mの設置スペースで全身撮影が可能となっており,骨密度測定に加え,体組成や腹部大動脈の石灰化プラークの評価もできる。高度な体組成評価により,四肢除脂肪量によるサルコペニア評価をサポートする。

乳がん治療後のフォローアップを支援するX線骨密度測定装置「Horizon」

乳がん治療後のフォローアップを支援するX線骨密度測定装置「Horizon」

 

Cアーム型X線管球が回転し,仰臥位のまま側面撮影が可能

Cアーム型X線管球が回転し,仰臥位のまま側面撮影が可能

 

●お問い合わせ先
社名:ホロジックジャパン株式会社
住所:東京都文京区後楽1-4-25 日教販ビル
TEL:03-5804-2340
URL:https://www.hologic.co.jp/ja