2016-11-29
GE Healthcareブース
RSNA 2016[1日目:11月27日]
サウスビルディングのホールA奥の広大なスペースに陣取ったGE Healthcare(GEヘルスケア)は,前回のRSNA2015に引き続き “Partners for Better Health” をテーマに掲げて展示を行った。このテーマは,GEヘルスケアが顧客である医療機関のイノベーションパートナーとなり,優れた製品・サービスなどのソリューションを提供して,最良のアウトカムをもたらすという意味が込められている。
このテーマに基づいて構成されたRSNA2016展示ブースで,最も広大な展示エリアになったのがMRIである。GEヘルスケアは,静音化技術 “SILENT SCAN” や1回の撮像で6つのコントラスト画像を取得できる “MAGiC” など,ここ数年,MRIの革新的な技術を開発し,市場に送り出してきた。RSNA2016でも,高画質化や高速化など “SIGNA Works” と称される新しい技術が登場しており,それらを来場者に披露するシアターが設けられた。さらに,MRIのコーナーでは,新製品が2機種と将来搭載されるハードウエアとソフトウエアの両技術を盛り込んだ研究用装置「SIGNA Premier」(近くでの写真撮影禁止)が展示された。
MRI以外の新製品としては,日本で2016年10月に発表されたマンモグラフィの新製品「Senographe Pristina」とマンモグラフィ用ワークステーション「SenoIris」などがある。それ以外にも機能のブラッシュアップやソフトウエアのバージョンアップを図った製品も数多くあり,顧客に最良のアウトカムを提供するために,休むことなく技術開発の歩みを続けているGEヘルスケアの姿勢が感じられる展示となった。
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