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医用画像博覧会 2020 日立製作所 - PRポイント 新開発の被ばく低減技術を搭載したデジタルX線透視システム「CUREVISTA Open」を発売し,医療被ばくの低減に貢献

2020-4-14

日立製作所

日立製作所は2020年4月10日から,デジタルX線透視システムの新製品「CUREVISTA Open」の販売を開始しました。X線透視システムは近年,大視野FPDを搭載したデジタルX線透視システム「CUREVISTA」の画像処理エンジンの改良を図るなどバージョンアップを行ってきましたが,CUREVISTA Openは12年ぶりの新製品となります。医用画像博覧会2020での一押しの製品,CUREVISTA Openの特長をご紹介します。

●CUREVISTA Openの特長

1.検査や治療をサポートする2 WAY ARM
映像系ユニットを縦・横・斜めに動かすことができる2 WAY ARMを搭載しています。映像系ユニットを任意方向に動かせるため,検査や治療時にベッドや被検者を動かす必要がなく,安全性に配慮しています。

2.新被ばく低減プログラム
透視画像の滑らかさを維持しながら被ばく線量を低減する被ばく低減プログラムを開発しました。この被ばく低減プログラムは IntelliFRAMEなど13の被ばく低減技術で構成されています。代表的な技術であるIntelliFRAMEは,フレーム間の動きを検出し,中間フレームを作成,補間します。照射するフレーム枚数を半分に設定しても2倍のフレーム枚数で透視画像を表示できるため,被ばく線量を半減できます。またIntelliFRAMEはフレーム枚数を倍増させるだけでなく,透視対象の動きを検出し,補正処理を行うことで,滑らかで明瞭な透視画像の描写が可能です。

3.使いやすさを向上させたGUIや多目的運用を可能にしたさまざまなアプリケーション
円滑な検査を支援するために,少ないクリック操作,目にやさしいカラーリングやコントラスト,直観的なアイコンなど人間工学に基づいたGUIを設計しました。またX線透視システムは,主に胃や腸などの消化管領域の検査に使用されるだけでなく,泌尿器科や呼吸器科などさまざまな領域で使用されています。整形外科領域で使用される長尺撮影は,適切な位置を決めるだけで,画像全体の濃度 調整,スリットごとの接合処理,そしてリアルタイム逐次近似処理まで簡単に行うことができます。またSIDを変えられるX線管の支持アームにより,嚥下造影検査などが行いやすくなります。さらにX線管装置を180°回転(X線管回転)することができ,立位式の撮影台と組み合わせることで胸部撮影を行うことも可能です。

デジタルX線透視システム「CUREVISTA Open」を新発売

デジタルX線透視システム「CUREVISTA Open」を新発売

 

●お問い合わせ先
社名:株式会社日立製作所
住所:東京都台東区東上野 2-16-1 上野イーストタワー
URL:www.hitachi.co.jp/healthcare

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