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島津製作所,回診用X線撮影装置の海外向け新タイプを発売移動型のX線撮影装置に対する幅広いニーズに対応

2022-7-12

回診用X線撮影装置「MobileDaRt Evolution MX8 Version vタイプ」

回診用X線撮影装置
「MobileDaRt Evolution™ MX8 Version vタイプ」

島津製作所は,海外で要望のあるDR(デジタル・ラジオグラフィ)を組み合わせた,デジタル式回診用X線撮影装置「MobileDaRt Evolution™ MX8 Version vタイプ」を新たにラインアップし,海外向けに7月11日から発売した。米国で7月11日から13日に開催しているAHRA(American Healthcare Radiology Administrators)の展示会に出展している。

回診用X線撮影装置は,病棟や手術室,救急エリアなど必要な場所に装置を移動させてX線検査を可能にする画像診断装置。同社の回診用X線撮影装置は,電動アシストの独自技術「GLIDE Technologies™」を搭載し,滑らかで小回りの利く軽快な操作を可能にしている。X線デジタル検出器(FPD:フラットパネルディテクタ)と本体内蔵のデジタル装置の種類により,これまで3種類のDRから医療施設に合うタイプを提供し,デジタル式回診用X線撮影装置としては国内外で累計7000台以上を販売してきた。
今回,海外で要望のある新タイプを追加し,海外市場では計4タイプのバリエーションで顧客のニーズに応えていく。

2020年以降,新型コロナウイルス感染症による肺炎診断のために,回診用X線撮影装置のニーズが世界的に拡大し,その需要増加は現在も海外の一部地域や新興国で続いている。また,医療施設で使用される各種X線装置のDRは,近年多種・多彩になり,同社も顧客のニーズに沿うラインアップ拡充に努めている。

同社の「MobileDaRt Evolution MX8 Version」の特長

X線検査が必要な場所に,装置を軽快に移動させることができる。X線撮影のためのポジショニングでは,X線管を保持する支柱の引き伸ばしやセッティングも軽快に操作できる。撮影後は,すぐに本体モニタ(19インチ角)で画像確認が可能。走行時には,支柱は本体上部に収まるため,視野を遮ることなく安全に移動できる。
海外市場では,DRは4タイプから選択できる。どのDRのタイプも,FPDサイズは新生児用から大視野までの3サイズから選択できる。

※MobileDaRt Evolution,GLIDE Technologies は,(株)島津製作所またはその関係会社の日本およびその他の国における商標。

販売名:回診用X線撮影装置 MobileDaRt Evolution
製造販売認証番号:220ABBZX00229000
一般的名称:
移動型デジタル式汎用X線診断装置
[回診用X線撮影装置 MobileDaRt Evolution]
移動型アナログ式汎用X線診断装置
X線平面検出器出力読取式デジタルラジオグラフ

※本医療機器は複数の一般的名称に該当する。

詳しい製品説明についてはこちら

 

●問い合わせ先
(株)島津製作所
https://www.shimadzu.co.jp/