2019-1-29
PHCホールディングス(株)(以下「PHCHD」)は,世界をリードする科学サービス企業であるサーモフィッシャーサイエンティフィック(以下「サーモフィッシャー」)と,同社傘下の解剖病理事業を約11億4千万USドルで買収することに合意した。
サーモフィッシャーの解剖病理事業は,顕微鏡のスライドガラスや各種機器,消耗品などを供給する業界のリーダーの一つであり,サーモフィッシャーのスペシャルティ ダイアグノスティックス セグメントの一部として米国,欧州,中国を拠点に,約1,200名の従業員を擁して事業を行っている。
PHCHDは,糖尿病ケア,診断,ライフサイエンス,ヘルスケアIT事業において,付加価値の高い製品・サービスを提供するグローバルヘルスケア企業。今回のサーモフィッシャーからの同事業買収を通じて,事業ポートフォリオの多様化を図り,更なる成長を目指す。
PHCHDのCEOである小谷 秀仁氏は次のようにコメントしている。
「この度のサーモフィッシャーとの合意を大変嬉しく思います。同社の解剖病理事業は,グローバルの病院チャネル,特に北米において強い顧客基盤を持ち,安定的な成長を継続しています。堅調かつ今後の高い成長機会を見込める同事業は,成長を続ける当社の診断およびヘルスケアのポートフォリオの一部としてステークホルダーに新たな価値を提供するものと確信しています。」
なお,本買収は,現時点では,通例のクロージング条件が満たされること,および関係当局からの承認が得られることを前提条件として,2019年第2四半期末までに完了する見込み。
●問い合わせ先
PHCホールディングス(株)
コーポレートコミュニケーション部
岡田 昌代
TEL 03-6778-5311
www.phchd.com/jp/