JVCケンウッド,チーム医療を支援するデジタルワイヤレスインターカムシステム「WD-D10シリーズ」などを展示
2015-7-17
JVCケンウッドは,「JVC」ブランドのデジタルワイヤレスインターカムシステムによる院内コミュニーション,「TOTOKU」ブランドの医用画像表示用ディスプレイによる手術・内視鏡・手術顕微鏡ソリューションを来場者にPRした。
デジタルワイヤレスインターカムでは,「WD-10Dシリーズ」が新製品として紹介された。手術室などで,ハンズフリーで最大10人が同時通話でき,円滑なコミュニケーションをとることができる。通信規格には音声通話専用の1.9GHz帯DECTを用いており,電波の干渉を受けにくい。ポータブルトランシーバーは,医療現場での使用を考慮して,IP67相当の防水性能と米国国防省軍用規格MIL-STD-810C~Gをクリアした堅牢性を備えている。また,エタノール消毒が行える素材を採用した。重量もバッテリー込みで118gと軽量。ロングライフバッテリーにより,24時間運用を可能とした。
TOTOKUブランドのディスプレイでは,「CCL244/AR」が展示された。液晶パネルには,IPS方式を採用。輝度と色味変化の少ない広視野角,高画質を実現している。このパネルに特殊ARコート処理を行い,不要な光の反射と拡散を防ぎ,優れた視認性を有している。入力インターフェイスには,DVI,HDMI,アナログRGBなど,多様な方式に対応。“ピクチャーインピクチャー”機能,“ピクチャーバイピクチャー”機能が利用できる。
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