エクセル・クリエイツ,AIソフトウエアなど機能を強化する統合型データ管理システム「FORZ」をPR
2018-7-13
エクセル・クリエイツブース
エクセル・クリエイツは統合型データ管理システム「FORZ」シリーズの展示を行った。同社は,人工知能(AI)技術の開発も進めており,今回は提供が始まった変形性膝関節症の診断を支援する「KOACAD」をPRした。
FORZは,マルチモダリティPACS,生理検査システム,地域医療連携ソリューションを,マンモグラフィワークステーション,検体検査システム,遠隔読影ソリューション,内視鏡データベースシステム,健診システム。装置共同利用ソリューションといった部門システムを統合。通常は部門システムごとに保存していたデータを一元管理する。DICOM画像,内視鏡画像,超音波画像,波形(MFER)データ,生理検査,レポートなどといった情報を統合データ管理画面の「Line-View」から参照できるようにする。Line-Viewの画面は,患者ごとに時系列でモダリティ,検査種別にマトリックス表示し,速やかに参照したいデータにアクセスできる。従来のように,部門ごとにシステムを導入する必要がなく,1サーバで運用できることから,イニシャルコスト・ランニングコストともに,低く抑えられる。また,電子カルテシステムやオーダリングシステムともシームレスに連携し,電子カルテシステムの画面から,Line-Viewを起動させて,速やかに画像を参照することが可能である。
このFORZに組み合わせることが可能なAIソフトウエアのプラットフォームとして「AI-Station」を提供している。製品化された変形性膝関節症診断支援のKOACADは,Line-ViewからX線画像を読み込むと,ボタンをワンクリックするだけで,自動的に変形性膝関節症を抽出。さらに簡単な操作でレポート作成までを行える。これにより,診断からレポート作成までの時間を大幅に短縮できる。このほか,今後は整形外科領域や,がん,脳卒中診療向けのAiソフトウエアも開発していくことをアナウンスした。
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社名:株式会社エクセル・クリエイツ
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