アドバンスト・メディア,オフラインで生成AIによる要約機能が使用可能な「ScribeAssist」など音声入力ソフトウエアを紹介

2025-8-12


アドバンスト・メディアは業務改善を図る音声認識ソリューションを紹介

アドバンスト・メディアは業務改善を図る
音声認識ソリューションを紹介

音声認識の市場では国内トップのシェアを誇るアドバンスト・メディア(ecarlate「音声認識市場動向2025」音声認識ソフトウェア/クラウドサービス市場)。医療分野でも,音声認識エンジン「AmiVoice」を用いた各種ソフトウエアを提供しており,診療現場の業務の効率化,改善を支援している。
今回の展示では,生成AIを用いて文字起こしを行う「ScribeAssist」をアピールした。カンファレンスなどを録音し,それを文字起こしして,編集,要約までを行う。医療辞書の選択が可能。また,医療者同士だけでなく,患者とその家族などとの会話の要約作成にも使える。次期バーションでは,インターネットに接続せずにオフライン環境で使用できるスタンドアロン型の要約機能を実装するとしており,情報漏えいのリスクをなくし,セキュアに使用できる。

次期バーションではオフライン環境で生成AIによる要約作成が可能となる「ScribeAssist」

次期バーションではオフライン環境で生成AIによる要約作成が可能となる「ScribeAssist」

 

そのほか,主力の医療向け音声入力システム「AmiVoice Ex7」は,放射線科などに加えて,近年は精神科や薬剤部といった部門での利用も広がっている。また,iPhone向けのアプリケーションとして,音声入力,カメラ撮影,院内SNS機能などで,看護師などの医療者の業務を支援する「AmiVoice iNote」,院内SNSなどを省略し,音声入力やデータ転送といった機能に絞り込んだ「AmiVoice iNote Lite」も提供している。このほか,ブースでは済生会熊本病院と共同開発する「対話型看護アシストシステム」も紹介した。

「AmiVoice iNote」により記録時間の短縮とケアの充実を実現した東京医科大学病院の事例を紹介

「AmiVoice iNote」により記録時間の短縮とケアの充実を実現した
東京医科大学病院の事例を紹介

 

業務の効率化に期待される「対話型看護アシストシステム」

業務の効率化に期待される
「対話型看護アシストシステム」

 

済生会熊本病院と共同開発をする「対話型看護アシストシステム」

済生会熊本病院と共同開発をする「対話型看護アシストシステム」


国際モダンホスピタルショウ2025
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