ケアコム,ナースコールを中心に看護業務を支援する多彩なソリューションを出展

2025-8-21


看護や医療・介護連携をサポートするソリューションを紹介したケアコム

看護や医療・介護連携をサポートする
ソリューションを紹介したケアコム

ケアコムは,ヘルスケア情報統合型ナースコール「PLAIMH NICSS」「PLAIMH NICSS Cloud」を軸に,ナースコールと連動して看護業務をサポートするソリューションや,地域医療介護連携を支援するソフトウエアの展示を行った。
PLAIMH NICSS Cloudは,サーバや呼出履歴データベースをクラウド上に配置することで,設置・保守負担を軽減するとともに,分析機能により他病院とのデータ比較分析を可能にし,業務改善の指針づくりや患者ニーズの把握に活用できる。ナースコールと連携する機器の新製品としては,衛生面・感染症に配慮した非接触タイプの個別情報廊下灯を紹介した。

「PLAIMH NICSS Cloud」ではナースコールデータの他病院との比較分析が可能

「PLAIMH NICSS Cloud」ではナースコールデータの他病院との比較分析が可能

 

参考出展された「認知症ケアサポート ナースコール」は,AIにより患者のバイタルデータや環境センサ,記録からBPSD(認知症の行動・心理症状)を予測,必要なケアをアドバイスすることで,ナースコールが鳴る前に適宜適切なケアの実施をサポートする“鳴らないナースコール”の実現をめざしている。このソリューションで利用する認知症ケア補助AIシステム「DeCaAI」(開発:認知症高齢者研究所)は,「30分後に徘徊する可能性がある」などBPSDを予測するとともに,AIとの対話でPDCAサイクルを回すことで,適切なケアを導出し,認知症ケアを学ぶことができる。

“鳴らないナースコール”をめざす「認知症ケアサポート ナースコール」(参考出展)

“鳴らないナースコール”をめざす「認知症ケアサポート ナースコール」(参考出展)

 

総合医療介護連携システム「CoEsse」(ヘルスケアリレイションズ)は,患者の医療・介護情報を医療機関や調剤薬局,介護施設などが双方向で共有できるシステム。治療,検査,処方,介護などの情報を,電子カルテやレセコン,検査システムなどからクラウドへ自動収集し,時系列で閲覧することができる。入退院や転院時の資料作成や申し送りの手間の軽減や,医療・ケアの安全,質の向上につながる。

ナースコールによる院内情報と「CoEsse」による院外情報の有効活用・連携強化を推進

ナースコールによる院内情報と「CoEsse」による院外情報の有効活用・連携強化を推進


国際モダンホスピタルショウ2025
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