PSP,クラウドPACS「NOBORI」をベースにしたPHRや病理向けクラウドソリューションを提案
2025-8-12

NOBORIブースでは,PHRや
病理向けクラウドソリューションを提案
クラウドPACS「NOBORI」を展開するPSPは,今回の国際モダンホスピタルショウで,PHR(Personal Health Record)や病理クラウドソリューションをアピールした。
PHRは,iPhoneとAndroidスマートフォン向けにアプリケーションを提供している。患者は,このアプリケーションをダウンロードすることで,医薬品やカルテ情報,放射線画像などの検査データ,健診データ,医療費などを確認できるようになる。医療費の後払い機能を有しており,患者はクレジットカードを登録しておけば,受診後の会計手続きが不要となる。患者自身の健康管理が容易にできるだけでなく,会計待ちなどをなくすことができ,患者満足度向上も図れる。

放射線検査画像の参照も可能なPHR

PHRは後払い可能で待ち時間を解消
病理クラウドソリューションは,病理画像のデータストレージ,画像解析AI,コンサルテーション,画像診断の4サービスを提供する。これらのサービスにより病理画像診断の効率化を図れる。また,地域医療医における病理医のマンパワー不足解消にも寄与する。

病理医のマンパワー不足解消に寄与する病理クラウドソリューション
このほか,ブースでは,関連企業の医知悟LLCの遠隔画像診断ソリューションを紹介した。DICOMサーバや画像ビューワなどの機能を持つコンパクトな「iCOMBOX」など,遠隔画像診断のためのインフラを提供する。

「iCOMBOX」とインターネット回線で始められる
医知悟LLCの遠隔画像診断ソリューション