ITEM2014 ケアストリームヘルス 取材速報
多様なニーズに対応するクラウドPACSサービスをブース全体で大きくアピール
- INFORMATION
- coverage
- REPORT
2014-4-13
オレンジをベースとしてクラウド(雲)を配した
ケアストリームヘルスブース
ケアストリームヘルスは,テーマとして「クラウドでつながる」を掲げて展示を行ったが,ブースデザインもコーポレートカラーのオレンジをベースに,白い雲(クラウド)を大胆に配したものとなっていた。同社は,データセンターを利用したサービスを2010年から展開しており,クラウドサービスでは豊富な経験と実績を持つ。展示では,「Vue クラウド」として“バックアップ”,“公開サーバアクセス”,“データ共有”,“遠隔読影”,“遠隔検査予約”,“シンプル&低コスト”のクラウドサービス「DIAS(ディアス) クラウド」など,ユーザーの環境に合わせたサービスの提供が可能なことをアピールした。
PACSソリューションでは,読影向け高機能ビューワである「Power Viewer」,参照用モバイルビューワの「Vue Motion」を展示。Power Viewerでは,最新バージョンで搭載される内蔵型レポート(Native Report)が特長で,PACSとの一体化によってレポートのハイパーリンクから該当症例の病変へのジャンプなど密接な連携が可能になっている。また,モバイル端末でのビューワであるVue Motionでは,iPad以外にiPhoneやAndroidへの対応(FDA取得),4分割(2×2)表示などの機能を紹介した。
DRソリューションでは,2013年1月に日本で発売され大きな注目を集めた移動型X線診断装置「DRX-Revolution Mobile X-Ray システム」を中心に展示。本体の19インチと管球側の8インチの2つのカラーモニタを搭載し,駆動サポートモーターによる取り回しの容易さなどを実機のデモンストレーションでPRした。DRX-Revolutionの最新バージョンでは,画像処理によって胸部の骨除去を行う“ボーンサプレッション”が搭載される。また,ワイヤレスFPDの「DRX-1」には,四切サイズが追加されたほか,ワイヤードタイプの「TDR」を参考展示した。
そのほか,企業向けのコピー機のビジネスモデルのように,医療機関にプリンタをリースし使った分のフィルムの費用だけで利用できる「マネージプリントソリューション」を紹介。日本でも4月からサービスを開始するとのことだ。
|
|
●お問い合わせ先:
ケアストリームヘルス株式会社
住所:〒135-0041 東京都江東区冬木11-17 イシマビル
TEL:03-5646-2500
URL:http://www.carestream.jp