ワコムブース

液晶ペンタブレットでは世界市場で8割のシェアを誇るワコムは，今回，ユーザーのニーズに合わせて選択が可能な「DTK-2200」「DTU-1031 Medical」「DTH-W1300」の3製品を紹介した。それぞれ液晶ディスプレイのサイズが21.5型，10.1型，13.3型となっており，読影環境に応じて最適なサイズが選べるようになっている。中でも13.3型のDTH-W1300は，同社初のWindows8搭載モバイルペンタブレットということもあり，来場者の注目を集めていた。

また，ブースの外壁にはモニタが設置されており，ユーザーである信州大学医学部附属病院での使用経験が報告された。同社の液晶ペンタブレットは，紙にペンで描画しているかのような描き心地が大きな特長であるが，実際にきわめて精緻な病変のトレースが容易に可能であり，診断精度が向上するのはもとより，シェーマ図作成時間の短縮や，作業者の疲労感の軽減などがメリットとして報告されていた。

21.5型の「DTK-2200」   同社初のモバイルペンタブレット「DTH-W1300」

10.1型の「DTU-1031/Medical」