ITEM2015 アンフォースレイセイフ ブースレポート
X線装置用測定器「RaySafe X2」用のセンサー新製品「X2サーベイセンサー」や,フルークバイオメディカル社の製品を展示
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2015-4-27
アンフォースレイセイフブース
アンフォースレイセイフは,2014年2月に合併した米フルークバイオメディカル社の製品を含めた製品群を展示した。
アンフォース社の製品としては,リアルタイム被ばく線量モニタリング装置「RAYSAFE i2」,精度管理用多機能メーター「RAYSAFE X2」を展示。
また,試験および測定装置を医療業界に提供する世界有数のグローバルプロバイダーであるフルークバイオメディカル社の製品としては,電気安全解析装置「ESA620」を展示した。(4月17日取材)
タッチスクリーン式X線装置用測定器「RaySafe X2」のコーナーでは,X線画像診断領域での漏洩線量や散乱線量の測定に使用する「X2 サーベイセンサー」を初展示した。X2サーベイセンサーは,直感的なユーザーインターフェイスで線量,線量率,平均エネルギー,時間の測定および線量率の波形も表示可能。X2には,このほか一般撮影・透視装置用R/Fセンサー,マンモ装置用MAMセンサー,CTセンサー,ライトセンサーがあり,まずは必要なセンサーだけで構成し,その後必要となるセンサーを追加購入することが可能である。
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フルークバイオメディカル社の製品として,医療機器を使用する際に,患者に電気が漏れていないかどうかを測定する電気安全解析装置「ESA620」をITEMでは初展示した。医療機器を製造するメーカーでも,出荷前の漏れ電流のチェックで使用されている。
このほか,IVRの現場で発生する散乱線被ばくを最小限に抑えるために使用されるリアルタイム被ばく測定システム「RaySafe i2」を展示した。RaySafe i2は,医療スタッフの鉛エプロンの外に装着した個人線量計の被ばく状況量をワイヤレスで“リアルタイムディスプレイ”に送信して可視化する。被ばく線量をリアルタイムでモニタすることで,医療スタッフの不要な散乱線被ばくの削減に有効となる。
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●お問い合わせ先
アンフォースレイセイフ株式会社
住所:〒222-0033 神奈川県横浜市港北区新横浜3-1-2-225
TEL :045-620-5581
URL:www.raysafe.com