五輪メダリストの空手演武やコンサートなど趣向を凝らしたJRC2025合同開会式

2025-4-12


青木茂樹 JRC代表理事

青木茂樹 JRC代表理事

JRC2025の2日目,4月11日(金)13時10分から国立大ホールにおいて合同開会式が行われた。第84回日本医学放射線学会(JRS)総会実行委員長の大田英揮氏が司会を務めた。開会に当たり,まず日本ラジオロジー協会(JRC)の青木茂樹代表理事が登壇し挨拶した。青木氏は,学会場に人々が集いディスカッションをすることの重要性に触れ,JRCを通じて放射線医療をさらに発展させて,日本,そして世界の健康・医療に貢献してほしいと述べた。
この後,2021年に行われた東京2020オリンピックの空手女子形で銀メダルを獲得した清水希容選手の演武が行われた。清水選手の気迫あふれる演武に,多くの参加者が魅了されていた。さらに,海上自衛隊東京音楽隊によるコンサートが設けられた。「花は咲く」「宇宙戦艦ヤマト」などの演奏・歌唱に参加者は聴き入り,終了後に国立大ホールは大きな拍手に包まれた。

気迫あふれる清水希容選手の演武

気迫あふれる清水希容選手の演武

 

海上自衛隊東京音楽隊によるコンサート

海上自衛隊東京音楽隊によるコンサート

 

最後には,第84回日本医学放射線学会(JRS)総会の高瀬 圭会長(東北大学),第81回日本放射線技術学会(JSRT)総会学術大会の岩永秀幸大会長(東京大学),第129回日本医学物理学会(JSMP)学術大会の磯辺智範大会長(筑波大学),2025国際医用画像総合展(ITEM2025)を運営する一般社団法人日本画像医療システム工業会(JIRA)の瀧口登志夫会長が紹介された。
合同開会式後には,Honorary Member Award Ceremony,梶田隆章氏〔東京大卓越教授(宇宙線研究所)〕による合同特別講演「ニュートリノと重力波を通して宇宙の秘密を知る―私たちの研究から―」,塩沼亮潤大阿闍梨(福聚山慈眼寺)の特別講演「寄りそう心―国際化と科学技術の時代における,我々の心のありかたについて―」と4団体の会長・大会長との合同座談会が行われた。

高瀬 圭 第84回JRS総会会長

高瀬 圭 第84回JRS総会会長

 

岩永秀幸 第81回JSRT大会長

岩永秀幸 第81回JSRT大会長

 

磯辺智範 第129回JSMP学術大会大会長

磯辺智範 第129回JSMP学術大会大会長

 

瀧口登志夫 JIRA会長

瀧口登志夫 JIRA会長


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