2025国際医用画像総合展(ITEM in JRC 2025)が開幕
——メインテーマは「Radiology for Everyone」

2025-4-11


関係者によるテープカットでITEM 2025が盛大に開幕

関係者によるテープカットでITEM 2025が盛大に開幕

2025国際医用画像総合展(ITEM in JRC 2025)が,2025年4月11日(金)に開幕を迎えた。JRC 2025のメインテーマである「Radiology for Everyone」の下,神奈川県横浜市のパシフィコ横浜展示ホールA(一部),B,C,Dを会場として152社(海外含む,総展示面積は8812m2)が出展する画像医療機器やシステムの総合展示会がスタートした。コロナ禍以降恒例となったWeb展示(ITEM2025-WEB)についても,3月14日(金)から5月15日(木)までの会期で開催されている(https://item.jira-net.or.jp )。

11日9時30分から,展示ホール1階エントランスエリアで開会式が行われた。開会式には,日本ラジオロジー協会(JRC)の青木茂樹代表理事,第84回日本医学放射線学会総会(JRS)会長の高瀬  圭氏(東北大学),第81回日本放射線技術学会(JSRT)総会学術大会大会長の岩永秀幸氏(東京大学),第129回日本医学物理学会学術大会(JSMP)大会長の磯辺智範氏(筑波大学),展示会を運営する日本画像医療システム工業会(JIRA)会長の瀧口登志夫氏(キヤノンメディカルシステムズ)が出席した。開会に当たり挨拶した青木JRC代表理事は,「JRCはアカデミアと企業が合同で開催することでスケールメリットが生まれ,多くの情報を提供できる場となっている。コロナ禍以降直接会って話す機会が少なくなっているが,この場では多くの企画が用意されており,熱いディスカッションを通じて放射線領域がさらに大きく発展することを期待している」と述べた。続いて挨拶した瀧口JIRA会長は,ITEM 2025のテーマは「Accelerate the appeal of real exhibits」であり,リアル展示の魅力を改めて拡大することに取り組んだとし,「JIRAプレゼンコーナーの企画では,昨今の重要なテーマであるAI(人工知能)やDXについて各企業が自らの技術を注いで開発したソリューションを紹介している。展示と合わせて必要とされる皆様に届くことを期待している」と意気込みを語った。

挨拶の後,テープカットが行われ,3日間にわたるITEMの幕が切って落とされた。ITEM 2025は13日(日)15時まで行われる。

青木茂樹JRC代表理事

青木茂樹JRC代表理事

 

高瀬  圭第84回JRS総会会長

高瀬  圭第84回JRS総会会長

 

岩永秀幸第81回JSRT大会大会長

岩永秀幸第81回JSRT大会大会長

 

磯辺智範第129回JSMP大会大会長

磯辺智範第129回JSMP大会大会長

 

瀧口登志夫JIRA会長

瀧口登志夫JIRA会長

 

開会式終了後,青木JRC代表理事らが会場内を見学

開会式終了後,青木JRC代表理事らが会場内を見学


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