富士フイルムが和光純薬工業の買収を発表
2016-12-21
会場風景
富士フイルム(株)は2016年12月15日(木),総合試薬メーカーである和光純薬工業(株)を買収することを発表した。和光純薬工業の株式を71.2%保有する武田薬品工業(株)グループの株式公開買い付けに応募する。これに関して,富士フイルムと武田薬品工業の間に契約を締結。2017年2月27日(月)から公開買い付けを行うことを予定しており,その資金総額は1547億円になる見込み。
この買収により,富士フイルムは再生医療事業の強化を図るほか,体外診断薬分野の製品ラインアップを充実させ,海外も含めた販売を進める。また,バイオ医薬品の開発製造受託事業の拡大も図るとしている。
同日には,丸ビルコンファレンススクエア(東京都千代田区)にて記者会見を開催した。同社代表取締役会長の古森重隆氏と代表取締役社長の助野健児氏が出席して,買収の概要を説明した。
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富士フイルムホールディングス(株)
経営企画部コーポレートコミュニケーション室
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