フィリップス・ジャパンがアクセラレータプログラム「Philips HealthWorks」を開始
2018-6-5
Philips HealthWorks説明会の様子
(株)フィリップス・ジャパンは2018年6月1日(金),本社(東京都港区)にてヘルステック領域に特化したアクセラレータプログラム「Philips HealthWorks」の日本代表選考事前説明会ならびに記者発表会を行った。
アクセラレータプログラム「Philips HealthWorks」は,フィリップスが2017年からグローバルで開催している,スタートアップ企業を対象に新規事業創出,事業支援を行うプログラムである。2018年は「AI for Healthcare」をテーマに,AI技術を基盤としたヘルステック(ハードウエア・ソフトウエア,サービス)に携わるスタートアップ企業を募集する。選出されたスタートアップ企業は,オランダとインドにあるフィリップスのイノベーションセンターにて,カスタマイズプログラムや,フィリップスのビジネス・医療・ファイナンス領域リーダーとの交流,アイデアの実験・学習・テスト・検証の機会などの提供を受けることができる。
応募期限は6月15日となっており,その後,面談,選考を経て,8月下旬に参加企業が決定される。今回は,アジア・パシフィック地域で5社を選出する予定となっている。なお,日本代表選考は,大企業・スタートアップ企業のイノベーション推進や新規事業創出・拡大支援に取り組む(株)QUANTUMのサポートのもとに行われる。
日本代表選考事前説明会・記者発表会では,はじめにフィリップス・ジャパンの堤 浩幸代表取締役社長が挨拶に立ち,プログラム開催の背景を紹介した。堤氏は,フィリップスが掲げる「2025年までに30億人の人々の生活を向上させる」というビジョンや,AIをヘルステックに活用する取り組み“Adaptive intelligence”などについて説明した上で,新しいアイデア,積極的な参加を期待していると述べた。
続いて,「なぜフィリップスがヘルステック,ヘルスケアAIに注力するのか/ヘルステックの現在と未来の姿。」をテーマにトークセッションが行われた。選考を支援するQUANTUM CSO/ QUANTUM GLOBAL CEOの井上裕太氏がモデレータとなり,フィリップス・ジャパン戦略企画・事業開発統括本部長の相澤 仁氏,ジャパンバイオデザインの前田祐二郎氏とともに,ヘルステックが求められている理由や医療におけるAIの現状と今後,日本企業への期待などについてトークを繰り広げた。
最後に,フィリップス・ジャパン戦略企画・事業開発統括本部の後藤大助氏がプログラム選考会実施概要説明を行い,多くの応募,日本発のイノベーションの共創を呼びかけた。
(募集要項等の詳細はプログラムWebサイト(https://www.philips-healthworks-japan.com
)参照)
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●問い合わせ先
株式会社フィリップス・ジャパン
ブランド コミュニケーション
TEL 03-3740-5896
www.philips.co.jp/healthcare