JIRA新会長の新延晶雄氏

一般社団法人日本画像医療システム工業会（JIRA）は2018年6月7日（木），KKRホテル東京（東京都千代田区）において，平成30年度定時社員総会を開催し，新会長に富士フイルムメディカル（株）代表取締役社長の新延晶雄氏が選任された。新延氏は，2014年に富士フイルムメディカルの代表取締役社長に就任。そのほかの主な役員としては，副会長に（株）島津製作所の伊藤邦昌氏，トーレック（株）の佐藤公悦氏，キヤノンメディカルシステムズ（株）の信太泰雄氏，（株）日立製作所の山本章雄氏，常任理事にコニカミノルタ（株）の長谷川　亨氏，シーメンスヘルスケア（株）の森　秀顕氏が選任された。

これにより，会長だったキヤノンメディカルシステムズ特別顧問の小松研一氏は退任した。小松氏は2012年から3期にわたり会長を務めた。JIRAは2017年に創立50周年を迎え，一つの区切りがついたが，新しい会長の下，51年目，そして次の50年に向けて活動していく。

なお，定時社員総会では，今年度の事業計画と収支予算についても報告が行われた。次の4つの活動基本方針を基に，事業を進めていくこととしている。

●画像医療システム産業発展への貢献（政策への提言活動の強化，中小企業の支援）
●ICT技術を活用し医療へ貢献（IT産業，医療系ベンチャー企業の支援，医療機関との情報共有）
●医療，医療システムの国際展開を支援（DITTA活動推進，海外進出支援）
●JIRA基盤活動の充実（広報活動の強化，調査・研究活動の強化，事業拡大に向けた活動推進）

なお，定時社員総会終了後には，JIRA会長表彰の授賞式が行われ，小松前会長も新延新会長から表彰状を贈られた。

新延新会長から表彰状を送られる小松前会長