2021国際医用画像総合展(ITEM in JRC 2021)が開幕——感染対策を講じて2年ぶりのオンサイト開催を実現
2021-4-16
ニューノーマル時代のITEMが開幕
JRC 2021の2日目となる4月16日(金),2021国際医用画像総合展(ITEM in JRC 2021)が開幕した。2020年は新型コロナウイルスの感染拡大を受けWeb開催のみとなったため,オンサイトでの開催は2年ぶりとなる。展示ホールA(一部)〜D を会場に,総展示面積 7544m2に137社が出展する。なお,感染症対策として会場入り口でサーモグラフィによる検温や手指消毒を行うほか,入退場管理システムを用いて最大収容者数管理を行い,最大収容者数を超えた場合には入場制限が実施される。
9時30分から会場正門前で開会式が行われ,日本ラジオロジー協会(JRC)の金澤 右代表理事(岡山大学),第80回日本医学放射線学会総会(JRS)の富山憲幸会長(大阪大学),第77回日本放射線技術学会総会学術大会(JSRT)の西井裕子大会長(岐阜医療科学大学),第121回日本医学物理学会学術大会(JSMP)の兼松伸幸大会長(量子科学技術研究開発機構),運営する日本画像医療システム工業会(JIRA)の山本章雄会長が出席した。
開会の挨拶に立った金澤代表理事は,「デジタルトランスフォーメーション(DX)が政府主導で図られるわが国において,ITEMはその現状の指標ともなる展示会である。また,わが国の近い将来を示す得がたい機会であると同時に,国際的な流れを知ることもでき,参加者は得ることが多いだろう」と述べた。さらに,5月から開催されるITEM 2021-WEBでは各社の展示に加え,「ニューノーマル時代における新たな価値提供」をメインテーマに掲げた特設サイトが設けられることに触れ,期待を示した。
また,山本JIRA会長は,「開催方法についていろいろと検討したが,笑顔やぬくもりのあるオンサイトをぜひやりたいとの思いと,昨年の経験からオンラインの利便性の高さもわかったことから2本立てでの開催にした。オンサイト展示でしか感じられないものもあるので,ぜひイノベーションを感じてもらいたい」と挨拶した。
恒例のテープカットでITEM 2021が開幕し,会場のオープンとともに金澤JRC代表理事,富山JRS会長,西出JSRT大会長,兼松JSMP大会長,山本JIRA会長が会場内を見学した。
ITEM 2021は,JRC 2021最終日の4月18日(日)15時まで行われる。また,5月12日(水)〜6月3日(木)の日程で「ITEM 2021-WEB」としてオンラインで開催される。
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