●手術用デジタルエコシステムの構築で，シームレスな運用を実現
特に高い精度が要求される脳・脊椎の中枢神経系の手術において，手術支援ロボットCirqによる正確な器具動作支援を，ブレインラボ製ナビゲーションシステムと連携することで実現します。進化を続けるナビゲーションシステムの可視化技術により，Cirqによるロボット手術に必要な情報は視覚化され，より安全な手術をサポートします。
さらに，症例に特化した手術計画ソフトウェア「Brainlab® Elements」を用いることで，手術計画からナビゲーション，ロボット支援までの一連の工程が一貫してシームレスに運用可能になります。また，ブレインラボ製可搬式術中2D/3Dイメージング装置「Loop-X®」や複数の画像撮影モダリティにも対応しています。
ブレインラボの各製品がデジタルエコシステムとして連携することで，手術の精度が向上し，術者の負担が軽減できます。既存および新規の手術ワークフローやセットアップにも対応できるため，効率的かつ安全な手術が行えます。

●脊椎外科と脳神経外科の両方に対応
ブレインラボ製ナビゲーションシステムは，1台で脊椎外科と脳神経外科との両方に対応できるため，複数診療科で共有され，世界中の多くの施設で普及しています。また，Cirqはブレインラボ製ナビゲーションシステムの拡張ソリューションであり，導入が容易なため，現在多くの施設で採用されています。世界34か国の導入実績があり，日本は他国より導入が進んでいます（2024年10月現在）。
Cirqは，両診療科に対応する高い位置精度だけでなく，運用面での安定性，習熟の短期化，導入コストの削減を実現します。
脊椎外科では，当社はインプラント供給メーカーではないため，スクリューの選択に制約がなく，高い汎用性を持ちます。また，Cirqは当社製ナビゲーションシステムと連動可能です。脳神経外科では，脳生検術（バイオプシー）および深部電極留置（SEEG）に対応しており，ナビゲーションシステムの可視化技術を用いた安全なプランニングに基づいて，正確な留置を実現します。

●モジュール構造による手動・自動制御で，安全性と高精度を両立
Cirqは，手動制御の7軸ロボットアーム部と，自動制御の4軸ハンド部で構成されています。
術者が手術計画に基づいて，アーム部を手動で標的付近に固定すると，ハンド部が自動で位置を調整し，手術器具を適正な軌道上に誘導します。術者の関与を残すことで機械的リスクを軽減しつつ，定量的で高精度な手術を実現します。

●手術台レールに取り付け可能な小型ロボットアーム
アーム部は，手動および7軸制御の採用により小型化を実現し，高い冗長自由度を持つため，多様な臨床ニーズに対応します。安全性の確保のために，タッチセンサーによる自動電磁ホールド機能を備えています。
第二世代のCirqは，手術台への取り付けに新機構を採用した固定具を導入し，さらなる安定性を確保しました。また，ベース部の高さを約60mm短縮し，ロボットアーム部を延長することで，より柔軟なポジショニングが可能となりました。

●手術器具とロボットガイドを同時に可視化し，安心感を提供
Cirqのベースとなるナビゲーションシステムは，ナビゲーションポインター，Cirqの先端軸性，挿入される手術器具の3つを同時に表示します。
可視化により，術者の負担や不安を軽減し，より正確で安全な手術を可能にします。

※詳細は，弊社担当部署までお問い合わせください。

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●保守契約サービス
－ロボットアームシステム（必須）
－ナビゲーションシステム

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●Brainlab Connected Careによるリモートサポート

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