Aquilion Rise
キヤノンメディカルシステムズ
CT 80列 / 160スライス
臥位,立位,座位の3体位が撮影可能なマルチポジションCT
- 導入事例

これまでのCT装置は患者さんが寝台に寝て撮影を行う臥位撮影のみ可能であったが,Aquilion Riseは臥位撮影のほか,立った状態や座った状態で撮影を行う立位,座位ポジションの撮影にも対応。器質的疾患の評価に加え,日常姿勢における機能的疾患の評価にも貢献し,健康寿命の延伸を目指す高齢化社会に新たな臨床価値を創出します。さらに,立位撮影時はポジショニングに要する時間の削減も期待でき,CT検査のスループットを改善し効率的な運用へ導きます。
特長1
3体位が撮影可能なマルチポジションCT
ガントリが90度回転し,かつ上下移動することで,一つの装置で従来の臥位撮影のほか立位,座位の撮影が可能。立位,座位の撮影により,臥位撮影では診ることのできなかった新たな臨床価値へ繋げます。

特長2
効率的なワークフロー
片持ちガントリ機構と患者誘導チルトにより,立位ポジション時における患者動線を広く確保でき,撮影ポジションへのアクセス性が向上。臥位撮影と比較し,ポジショニングに要する時間を削減し,ワークフローを改善します。

特長3
安全性に配慮した装置設計
立位撮影時に患者さんが転倒などした場合,赤外線を用いたエリアセンサーが作動し,ガントリの動作を停止。患者さんとガントリの接触リスクを低減し,検査時の安全性を高めます。

特長4
Advanced intelligent Clear-IQ Engine-integrated:AiCE-i
AiCE-iはディープラーニングを用いて設計されたノイズ成分とシグナル成分を識別する処理で,分解能を維持したままノイズを選択的に除去する先進の再構成技術。装置が持つ分解能をより引き出しながら,高いノイズ低減効果が得られます。

特長5
SilverBeam Filter
X線光学系技術であるPUREViSION Opticsに銀(Ag)のフィルターを加え,X線内の低エネルギー成分を低減し高エネルギー側へシフトすることで被ばくを抑制。AiCE-iと併用が可能で,より高品質な低ノイズ肺がんCTスクリーニング検査の提供を目指します。

・スキャナ本体
・寝台
・コンソール
・パワーディストリビュータ
・X線光学系技術:PUREViSION Optics
・被ばく低減撮影:SilverBeam Filter
・0.5mm×80列エリアディテクタ:PUREViSION Detector
・160スライス再構成/回転:Double Slice Technology
・ディープラーニング再構成:AiCE-i
・逐次近似応用再構成:AIDR 3D
・逐次近似応用再構成:AIDR 3D Enhanced
・金属アーチファクト低減技術:SEMAR
・7.5MHU容量陽極接地X線管
・管電圧/管電流調整機能(Volume EC,OEM,Sure KV)
・Real Technology(Realtime Helical / Real Prep.(12フレーム/秒))
※ Advanced intelligent Clear-IQ Engine - integrated:AiCE-i
Adaptive Iterative Dose Reduction 3D:AIDR 3D
Adaptive Iterative Dose Reduction 3D Enhanced:AIDR 3D Enhanced
Single Energy Metal Artifact Reduction:SEMAR
Volume Exposure Control:Volume EC
Organ Effective Modulation:OEM
詳細については営業担当者へお問い合わせください。
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使用状況に応じて,さまざまなメンテナンスプランをご用意しております。
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●お問い合わせ先
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
栃木県大田原市下石上1385番地
TEL 0287-26-5100
https://jp.medical.canon
担当部署:広報室