消費増税に伴う2019年度の診療報酬改定率は+0.41%

2019-2-15


中央社会保険医療協議会(中医協)は2019年2月13日(水),根本 匠厚生労働大臣に,10月に予定されている消費増税に伴う特別に行われる2019年度の診療報酬改定率を本体+0.41%とすることを答申した。医科は+0.48%,歯科は+0.57%,調剤は+0.12%で,10月から実施される。初診料が282点(改正前282点),再診料は73点(改正前72点),再診の外来診療料が74点(改正前73点),オンライン診療料(月1回)が71点(改正前70点)となる。入院基本料についても,消費増税に応じて引き上げられる。薬価については,−0.51%,材料価格は+0.03%となった。

併せて10月に実施される介護報酬改定案も答申された。改定率は+0.39%で,別に補足給付にかかわる基準費用額の引き上げのために7億円程度の国費を投じる。加えて,国の経済政策パッケージによる介護人材の待遇を改善するために,210億円程度を確保した。 また,障害福祉サービス等報酬改定は,+0.44%となり,人材確保のために90億円程度が別に用意される。


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