櫻井 悟郎氏

シーメンスヘルスケア（株）およびシーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス（株）の代表取締役社長である森 秀顕氏は，2024年4月1日付でSiemens Healthineers（本社：ドイツ・エアランゲン）のVarian アジア・パシフィック・ジャパン リージョンの代表に就任する。

森氏は1991年にシーメンス旭メディテック（株）^* に入社し，医療機器の研究，開発，営業，学術など幅広く職務に従事した後2015年にシーメンス・ジャパン（株），2016年にシーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス（株）の代表取締役社長にそれぞれ就任し，Siemens Healthineers の日本代表として日本におけるヘルスケア事業の独立や（株）バリアンメディカルシステムズとの統合を成功に導き，急速なビジネス成長をけん引してきた。また，欧州ビジネス協会（EBC）の理事及び医療機器・IVD 委員会委員長を務めている。

森氏の後任として，2024年4月1日付で現在シーメンスヘルスケア（株） ダイアグノスティックイメージング事業本部 執行役員 本部長の櫻井 悟郎氏が，シーメンスヘルスケア（株）の代表取締役社長に就任し，Siemens Healthineers 日本代表として日本におけるヘルスケア事業全体を統括する。なお，森氏は引き続きシーメンスヘルスケア（株）の代表取締役として在籍する。また，後任が決まるまでの間，シーメンスヘルスケア・ダイアグノスティクス（株）の代表取締役社長を兼務する。

櫻井氏は，1998年に慶應義塾大学を卒業後，（株）東芝に入社し，その後2007年に米国ワシントン大学にて経営学修士号（MBA）を取得している。その後2009年にジョンソン・エンド・ジョンソンの製薬部門であるヤンセンファーマ（株）に入社し，主にがん領域のマーケティングに従事した後，2017年からは米国本社にて血液腫瘍領域のグローバルマーケティングダイレクターに着任，2019年からは日本における血液腫瘍部門の部門長として事業を推進してきたなどの経歴を有している。

2021年9月にシーメンスヘルスケア（株）の ダイアグノスティックイメージング事業本部 執行役員 本部長に着任し，本邦初のフォトンカウンティングCTであるNAEOTOM Alphaをはじめとする多くの新製品を上市するなど，画像診断事業を推進してきた。2022年からは営業統括本部長も兼任し，強いリーダーシップで営業改革を推進しながら，ビジネスの成功をけん引してきた。

^{* 2010年7⽉にシーメンス・ジャパン（株）に，2016年1⽉にシーメンスヘルスケア（株）に社名変更}