ITEM2024 バイエル薬品 取材速報
新発売のマルチユースCT用造影剤自動注入装置「MEDRAD Centargo」を中心に造影剤注入装置ラインアップとAIソリューションを紹介
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2024-4-13
バイエル薬品ブース
バイエル薬品は,2023年に発売したマルチユースCT用造影剤自動注入装置「MEDRAD Centargo」をはじめとする各種造影剤注入装置のラインアップと,線量管理システム「Radimetrics」,読影診断支援ソフトウエアなどのAIソリューションをメインに展示した。MEDRAD Centargoは,24時間連続使用が可能なデイセットなどにより,従来のシリンジ製剤より検査効率の向上や廃棄物の削減などを実現する。線量管理システム「Radimetrics」は,マルチモダリティ,マルチベンダーに対応したベンダーニュートラル線量管理システム。ブースでは,その有用性に加え,バイエル薬品の造影剤注入装置と連携させ,線量情報と造影検査情報を一元管理する「Total Dose Management」としての運用が紹介された。また,腹部領域MRI読影支援AIソフトウエア「Cal.Liver.Lesion」は,標準的なEOB・プリモビスト造影MRI検査プロトコールで撮像された画像から,周囲と異なる信号値の領域を自動抽出し,カラーマップで表示することで視認性向上を図る。そのほかに,胸部CT画像の読影支援ソフトウエア「Plus.Lung.Nodule」やその追加機能で胸部単純X線画像読影支援を行う「Plus.CXR」などのデモ展示が行われたほか,循環器血管撮影用造影剤注入装置「Arcatena」は,造影剤と生理食塩水の同時注入が可能で,ワイヤレスのスイッチで造影剤注入の速度などをコントロールできることがアピールされた。
●お問い合わせ先
社名:バイエル薬品株式会社
住所:〒530-0001大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー
Mail:BYL-RAD-CS@bayer.com
URL:https://radiology.bayer.jp/