ホロジックジャパンブース

ホロジックジャパンは，従来から展開しているトモシンセシス対応のハイグレードモデルのデジタルマンモグラフィ「3Dimensions」やトモシンセシス読影をサポートするソフトウエア「3DQuorum」などに加え，新製品としてバイオプシーシステム「Brevera」を展示した。
ブースでは，マンモグラフィ検査を受ける被検者，検査を担当する診療放射線技師，そして読影医のそれぞれにメリットを提供するソリューションを紹介。3Dimensionsでは，−7.5°〜＋7.5°の範囲を最速3.7秒でトモシンセシス撮影でき，被検者の負担を軽減するとともに検査スループット向上に貢献する。2D，3Dともに70μmの高解像度画像を取得可能だ。トモシンセシスの課題の一つである読影負担の増大に対しては，6mmスライス画像を生成する3DQuorumを提案しており，国内の医療機関においても検診で活用されていることなどを紹介した。
新製品のBreveraは，組織採取から標本撮影までを1台で完結するシステム（薬機法承認取得ずみ，発売時期未定）。本体内にシールドルームを搭載し，採取した検体を都度リアルタイムに撮影，標本画像を確認することができ，バイオプシー検査の時間短縮に貢献する。

被検者と検査技師の負担を軽減する工夫が施されたデジタルマンモグラフィ「3Dimensions」

トモシンセシスの読影を支援するソフトウエア「3DQuorum」

組織採取から標本撮影までを1台で完結するバイオプシーシステム「Brevera」