根本杏林堂ブース

根本杏林堂は今回，全国のユーザーからのケースレポートのパネル展示をメインとするブースを展開し，造影検査により得られる画像やその臨床的有用性を来場者に紹介した。パネルでは，CT，MRI，アンギオの各造影剤自動注入装置を用いた17ケースについて，プロトコールや画像を詳細に解説している。CTでは，従来，下肢造影などで用いられていた可変注入法を肝・膵領域に適用したケースも紹介されており，本内容については4月12日に行われるランチョンセミナー20にて報告される。

実機は，ブース中央にCT用造影剤自動注入装置「DUAL SHOT GX10」を1台展示。DUAL SHOT GX10は2024年に発売された最新モデルで，従来装置からデザインが一新された。「圧力監視モニター」を標準搭載し，安全な造影検査をサポートする。

MRやアンギオ用の造影剤自動注入器，造影検査情報管理システムなど，ほかの製品についてはパネルでの紹介を行った。また，定期法令点検だけでなく，テクニカルサポートやノンストップ修理サービスなどを含めた包括的な保守サービス「NemotoCare」についてもプロモーション映像でアピールした。

ケースレポートのパネル展示を中心にブースを構成

実機を展示したCT用造影剤自動注入装置「DUAL SHOT GX10」

アンギオ用造影剤自動注入装置「PRESS DUO elite」などはパネルで紹介