ニプロブース

ニプロは，定量的冠血流量比解析プログラム「Medis QFR」を目玉としてブース展示を行った。Medis QFRは，定量的冠動脈造影法の血管解析プログラム「QAngio XA」のアルゴリズムを踏襲し，2方向のアンギオ画像のみで冠動脈の定量的冠血流量比（QFR）を非侵襲的に算出する。2024年1月の保険適用以降，多くの施設で導入されているが，ITEM2025ブースでは導入を検討中の施設へのハンズオンコーナーを設定。さらに，すでに導入した施設が自施設のデータを持ち込み，操作上のアドバイスを受けることも可能である。

定量的冠血流量比解析プログラム「Medis QFR」

ハンズオンコーナーでは，解析フローに沿ってQFR算出までの手順を体験できる。

また，グループ会社であるグッドマン社のCardiology総合管理ソリューション「GOODNET」は，最新バージョン「GOODNET 7」を展示。新たにリリースされたカテーテル室のスケジューリングシステム「G-Scheduler」やDICOMビューワ「GoodView」で下肢画像を自動結合する「下肢結合」などがアピールされた。また，QCA，LVA解析などが可能な統合型血管解析システム「Medis Suite XA」やVolume，OCT解析にも対応する血管内イメージング解析システム「QIvus」などの解析アプリケーションのデモンストレーションも行われた。

Web上で操作・入力が可能なカテーテル室のスケジューリングシステム「G-Scheduler」

循環器領域の各解析アプリケーションのデモンストレーション展示