アンフォースレイセイフと
長瀬ランダウアのブース

医療従事者や患者の被ばく低減に寄与する製品やサービスを提供するアンフォースレイセイフは，「次のステージへ」を共通テーマに，今年も長瀬ランダウアと共同でブースを出展した。
アンフォースレイセイフのコーナーでは，従来，製品紹介をメインとした展示を行ってきたが，今回は製品紹介と併せて，線量管理の重要性を訴求する資料を用意して来場者に提供した。また，線量測定に必要なCTファントムも展示することで，各種測定をサポートするアクセサリー類も取り扱っていることをアピールした。展示した製品は，同社の主力製品である診断用多機能型X線測定器「RaySafe X2シリーズ」や，医療スタッフ用リアルタイム被ばくモニタリングシステム「RaySafe i3」などのほか，放射線測定用サーベイメータとして，半導体とGM管のハイブリッド式サーベイメータ「RaySafe452」や電離箱式の「Fluke 451P」をラインアップ。これらのうち，RaySafe X2では，mA/mAs測定機能に，mAsディレイオプションが追加された。これにより，長いmA/mAsケーブル（リニアック測定時に使用する15m長ケーブル）を使用したmAs測定時に，突入電流によるピークをディレイ時間の設定によって除去したmAs測定が可能となる。

診断用多機能型X線測定器「RaySafe X2シリーズ」

医療スタッフ用リアルタイム被ばくモニタリングシステム「RaySafe i3」

放射線測定用サーベイメータ

長瀬ランダウアのコーナーでは，被ばく線量測定用の各種バッジを展示したほか，そこから一歩枠を広げた防護製品として，鉛フリーレンズ使用のX線遮蔽メガネ「V-tect」を紹介した。側方からの散乱線の遮蔽も可能で，メガネの上から装着して使用することもできる。

鉛フリーレンズ使用のX線遮蔽メガネ「V-tect」