FEATURE 展示会レポート
AI技術で進化したゼロヘリウムMRI「ECHELON Synergy ZeroHelium」
検査ワークフローの効率化と病院経営に貢献するワイドボアのゼロヘリウムMRIをITEM2025で初披露
2025-8-22

2025国際医用画像総合展(ITEM2025)が2025年4月11日(金)〜13日(日)にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催され,富士フイルムグループは3社合同で展示会場のホールCからDにまたがる最大級のブースを出展した。ITEM2024で液体ヘリウムゼロの1.5T MRI「ECHELON Smart ZeroHelium」を発表し,会場の話題をさらった富士フイルムが,今回,新製品としてお披露目したのが「ECHELON Synergy ZeroHelium」である。
ECHELON Synergy ZeroHeliumは,ECHELON Smart ZeroHeliumに続くゼロヘリウムを実現した1.5T MRIで,70cmの大開口径やAI技術の活用,Ecoモードの搭載が特長となっている。検査全体をアシストする多彩な機能や,ガントリ内蔵カメラを用いた2つの新機能,AI技術を活用した画像再構成技術などにより,検査ワークフローを改善する。また,ゼロヘリウムならではのダウンタイム短縮に加え,冷凍機の効率的な動作で消費電力を低減し,病院経営にも貢献する。本号では,技術解説 と開発者へのインタビュー で,ECHELON Synergy ZeroHeliumを徹底解剖する。


みなとみらい駅やクイーンズスクエア横浜でもゼロヘリウム超電導MRI技術をPR