シーメンス,モバイルCアームシステムのラインナップを拡充「Cios Select」と「Cios Fusion」の販売を開始

2016-4-11

X線装置

シーメンスヘルスケア


Cios Select 外観写真(上),Cios Fusion 外観写真(下)

Cios Select 外観写真(上)
Cios Fusion 外観写真(下)

シーメンスヘルスケア(株)(以下シーメンス)は,Cアームイメージングシステムの新製品「Cios Select(シオス セレクト)」と「Cios Fusion(シオス フュージョン)」の2機種の販売を開始した。シーメンス初のFD(フラットディテクタ)搭載Cアームイメージングシステム「Cios Alpha(アルファ)」のテクノロジーを継承しながら,「Cios Select」は機動性を追求したコンパクトな一般整形外科向け製品,「Cios Fusion」は一般整形外科だけでなく脊椎・脊髄外科領域にも対応するハイエンド製品。ラインナップの拡充により,各領域で高度化していく手技に対応する最適なシステムを提供する。

●「Cios Select」「Cios Fusion」共通の特長

  • 高度な画像収集技術と画像処理アルゴリズムの組み合わせにより,被ばくを抑えながら高画質化を自動で行う「IDEAL」を搭載
  • 73cmの広い内径と各可動軸別カラー表示で,術中の作業効率向上と直感的な操作性を実現
  • 安定した高画質を中断なく実現する大容量X線管装置の搭載により,長時間の手術にも対応可能
  • シーメンス独自の被ばく低減プログラム「CARE」を装備し,多様な機能や機構を組み合わせることで総合的に被ばくを低減

 

●「Cios Select」の特長

Ciosシリーズの中でもっともコンパクトなサイズで,手術室内でのスムーズな移動を可能にする。また,73cmの広いCアーム内径と78cmのゆとりのあるX線管-検出器間距離により,高いアクセス性と柔軟なポジショニングに加え,手術器具の快適な操作を実現。グリップやレバー類は,人間工学に基づき,最も握りやすい場所,動かしやすい方向に配置されているため,ブラインドタッチも可能で,正確で迅速な操作環境を提供する。さらに,アドバンスドCCDカメラを搭載した歪みの少ない高感度9インチ イメージ インテンシファイアが高解像度・高コントラスト画像を実現する。

●「Cios Fusion」の特長

データ収集,画像処理,キャリブレーション,撮影透視プログラムの管理など,一連のFD関連画像情報処理を一元化する新世代高感度フラットディテクタ技術「Retina」を搭載。また,2つのサイズのFDに対応しており広い視野を確保し,より高度な手技にも対応する。「Cios Select」同様,高いアクセス性と柔軟なポジショニングを可能にするCアーム設計と,操作性および効率性を重視したデザインを採用した。さらに,Cアームスタンドにタッチスクリーンを搭載し,アイコン主体の分かりやすいメニュー構成で直感的かつ迅速な操作を可能にするほか,プレビュー画像表示機能により,撮影後画像確認のためにモニタ設置場所へ移動する必要がなく,業務の効率化を実現する。

本サービスに関する情報は,製品紹介ページを参照。
http://www.healthcare.siemens.co.jp/surgical-c-arms-and-navigation

シーメンスは,2016年4月15日(金)~17日(日)にパシフィコ横浜で開催される「ITEM2016(国際医用画像総合展)」にて,「Cios Select」を含む数多くの新製品を出展する。

 

●問い合わせ先
シーメンスヘルスケア(株)
コミュニケーション部
マーケティングコミュニケーショングループ
TEL 03-3493-7630
http://www.healthcare.siemens.co.jp/medical-imaging

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