日立とサムスンが超音波診断装置の日本における販売で合意 〜高画質で使いやすさに配慮したコンパクトモデル「HS40」を販売〜

2017-10-4

超音波

富士フイルムメディカル(旧 富士フイルムヘルスケア)


超音波診断装置「HS40」

超音波診断装置「HS40」

(株)日立製作所(以下,日立)は,Samsung Medison Co., Ltd.(以下,サムスン)とサムスンのコンパクトモデル超音波診断装置「HS40」(エイチエス40)の日本国内における販売に関して合意した。本合意により,日立は10月5日から幅広い医療施設に向けて「HS40」の国内販売を開始する。

日立は,ヘルスケア分野を社会イノベーション事業における注力4事業分野の一つと位置づけ,画像診断装置,粒子線がん治療システムなどの診断・臨床分野からITを活用したサービス,地域包括ケアなどのインフォマティクス分野まで,医療の質向上と効率化を実現するソリューションを提供している。特に診断分野において,超音波診断装置のグローバルナンバーワンをめざし,精密検査を行うハイエンドモデルから,日常診断で使うコンパクトモデルまで展開している。

超音波診断装置は,妊娠中の経過観察や乳がん検査をはじめとして,循環器や腹部などさまざまな部位の診断に用いられている。特に予防・検査の重要性が高まる中,患者がより正確な診断を受けられるようにするために,コンパクトかつ高機能な超音波診断装置が求められている。

「HS40」は導入しやすい普及タイプでありながら,このクラスでは最大級の21.5インチモニターを搭載している。また優れた画像描出力を有し,鮮明な画像で検査部位を詳細に観察することができる。さらに2軸式の可動式モニタアームが搭載されていることで,検査者の姿勢に合わせてモニターの位置が調整しやすく,検査者の負担を軽減することができる。静音性にも配慮しており,快適な検査環境を提供する。また製品のサポートも一貫して日立が行う。

日立は,サムスンの「HS40」をラインアップに加えることで超音波診断装置の販売を強化し,さまざまな医療施設のニーズに応え,医療の質向上に貢献していく。

 

●価格
3300万円(税抜き)

●問い合わせ先
(株)日立製作所 ヘルスケアビジネスユニット 診断システム営業本部 US営業部
[担当:鈴木(秀)]
TEL 03-6284-3666
http://www.hitachi.co.jp/healthcare

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