メドレー,大阪国際がんセンターとNTTドコモによるがん患者向け「個別情報配信サービス」実証実験を支援
〜オンライン医療事典「MEDLEY」の医療情報をもとに,患者向け専用コンテンツを作成〜
2017-12-20
(株)メドレーは,地方独立行政法人大阪府立病院機構大阪国際がんセンター(以下,大阪国際がんセンター)と(株)NTTドコモ(以下,ドコモ)が実施する,がん患者向け「個別情報配信サービス」の実証実験を支援する。
具体的には,肺がんと診断された方に向けて,医師が患者の状況に合わせた情報配信を行う「個別情報配信サービス」の提供にあたり,その医療情報をメドレーが作成する。
●実証実験の概要
肺がんと新たに診断された方を対象として,病状や治療段階に応じ,病院が患者に対し,個別に情報配信が行えるサービスの実証実験。大阪国際がんセンターがフィールド提供を,ドコモは本実証実験で利用する医療機関向けシステムおよび,患者向けアプリケーションの開発・配信コンテンツの提供を行う。
新たにがんと診断された患者の多くは,そのショックから医師の説明を十分に理解できないことが多いといわれ,その結果不安が増大し,インターネットを介した信頼性の低い情報で誤解を招く事態も発生している。
本実験では,病院での医師から患者に対する説明の前後で補完的なラーニングコンテンツを提供できる環境を病院側に整え,患者の病状に合わせた情報配信をスマートフォンアプリにて行う。
本実証実験は,このアプリケーションが,患者が医師から信頼のある情報を適切なタイミングで受け取り,何度も参照することで安心・納得して治療に向き合えるような支援サービスとなりうるか,また医療従事者が患者ごとに異なる悩み・不安に対し患者に寄り添ううえでのサポートツールとなりうるか等を検証する。
※実証実験の詳細は,こちらの別紙1を参照
https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/info/news_release/topics/topics_171219_00.pdf
●メドレーの支援概要
メドレーでは,500人を超える協力医師による監修のもと,正しく分かりやすい最新の医療情報を提供するオンライン医療事典「MEDLEY」を運営している。今回,「MEDLEY」に掲載されている医療情報をもとに,社内の医師および医療従事者が,肺がんに関わる疾患概要や治療の進め方などについて,大阪国際がんセンターの医師と共に,専用コンテンツを作成した。
実証実験では,本コンテンツから,医師が患者の状況に合わせた内容を選び,アプリを通じて患者に提供する。
●問い合わせ先
(株)メドレー 広報室
TEL 03-4520-9822
E-mail:pr@medley.jp
http://www.medley.jp