GEヘルスケア・ジャパン,マンモグラフィ「Senographe™ Crystal Nova」を発売
〜上位機種に搭載のプレミアム技術を採用した,コンパクトで操作性に優れた新製品〜

2018-4-13

マンモグラフィ

GEヘルスケア・ジャパン


乳房用X線診断装置(マンモグラフィ)「Senographe Crystal Nova」(セノグラフ クリスタル ノヴァ)

乳房用X線診断装置(マンモグラフィ)
「Senographe™ Crystal Nova」
(セノグラフ クリスタル ノヴァ)

GEヘルスケア・ジャパン(株)は,乳房用X線診断装置(マンモグラフィ)「Senographe™ Crystal Nova」(セノグラフ クリスタル ノヴァ)を4月13日(金)より販売開始する。また,(株)島津製作所と日本国内におけるマンモグラフィの販売提携に合意し,今後は同社および(株)島津製作所から本製品の販売を行う。

女性の部位別がん罹患率において,1999年以来,常に第1位となっている乳がん。2012年全国推計値での新たな罹患数は7万例を超えており,女性が一生の間に乳がんになる確率は8%,12人に1人が罹患するとても高い水準にある。また,罹患率のピークは働き盛り世代でもある40代後半〜60代であり,減少傾向にある生産年齢人口の観点からも,さらなる早期発見・治療の重要性が高まっている。1)

このように重要な疾患となっている乳がんだが,乳房検診をはじめとする乳腺診療の入口ともいえるのがマンモグラフィ検査(乳房X線診断)。近年,マンモグラフィもデジタル化が進んでおり,デジタルマンモグラフィは,アナログマンモグラフィをベースとする旧来型のCR(Computed Radilogy)マンモグラフィと比較して,21%も乳がん検出率を向上させると報告されている。2) しかしながら,スペースや設置環境の問題からデジタルマンモグラフィへ移行できないことも多く,日本国内に設置されているマンモグラフィのうちデジタルマンモグラフィは,約43%(2017年9月1日現在)という状況である。3)

1966年にGEが世界で初のマンモグラフィを開発して以来約50年,マンモグラフィーの技術革新を牽引してきたGEだが,今回発売を開始するSenographe™ Crystal Nova は,「なぜデジタルマンモグラフィに移行できないのか?」という顧客の声にGEヘルスケアが耳を傾け,その課題を解決するために開発した製品。GEのマンモグラフィの上位機種に搭載されたプレミアム技術を搭載しながらも,横幅が40%以上,奥行が20%以上コンパクトな設計とより4),これまでデジタルマンモグラフィへ移行できなかった施設でも導入することが可能である。また,シンプルなワークフローにより迅速な撮影と優れた操作性を実現した。

尚,新しいデジタルマンモグラフィSenographe™ Crystal Nova は,2018年4月13日(金)〜15 日(日)にパシフィコ横浜(神奈川県横浜市)で開催される国際医用画像総合展(ITEM)にて初展示する。

●製品特長

GEのプレミアム技術を搭載
GEのマンモグラフィの世界水準であるプレミアム技術を踏襲した第5世代デジタルマンモグラフィ5)。コンパクト設計により限られたスペースの中でも十分なポジショニングスペースを確保
1.高DQE*フラットパネルなど実績あるテクノロジーを踏襲
*Detective Quanta Efficiency: 画像形成におけるX線の効率化を示す評価値である量子検出効率
2.AOP(自動パラメータ最適化設定)搭載により低線量を実現
3.あらゆる乳房タイプにおいて自由度が高い画像処理

優れた操作性で効率良い検査を実現
技師(検者)のワークフローを簡素化し,効率よい検査を可能にする設計
1.シンプルなワークフローにより,3分以内の短時間で一検査(2方向の撮影)を実現
2.湿度管理が容易でランニングコストにも優れるデジタルマンモグラフィ
3.小乳房用など,乳房の大きさによって選択可能な圧迫板*オプション

出典:
1) 国立がん研究センターがん情報サービス「がん登録・統計」
2) Chiarelli et al, radiology 2013.
3) 月間新医療2018年2月号
4) 同社自社装置での比較
5) 同社自社装置における世代

 

●問い合わせ先
GEヘルスケア・ジャパン(株)
コミュニケーション本部
TEL 0120-202-021
www.gehealthcare.co.jp

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