EIZO初の12メガピクセル医用カラーモニターを開発
2019-4-3
RadiForce 12MP
EIZO(株)は,解像度12メガピクセルの医用画像表示カラーモニターを開発中。(発売は2019年12月予定,価格は未定。)
医療の現場では,撮影する医用画像の種類と量の増加に伴い,医師がこれらの画像をより効率的,かつ快適に読影できる環境が求められている。同社はこの要求に応えるため,さまざまな医用画像を一括して表示できる,解像度8メガピクセル(横4096×縦2160ピクセル)のマルチモダリティモニター「RadiForce RX850」を2014年2月から販売しているが,今後も医用画像の種類と量の増大,および複数画像を一括して表示するマルチモダリティ表示の需要拡大が見込まれることから,現在同社初となる超高解像度12メガピクセル(横4200×縦2800ピクセル)のマルチモダリティモニターを開発中である。多種多量の画像データを,30.9インチの1画面上で効率よく閲覧できるため,読影効率のさらなる向上が期待できる。
また同製品には,AI(人工知能)を活用した表示安定化機能を採用予定。これは同社クリエイティブワーク市場向けカラーマネージメントモニター「ColorEdge」に搭載している特許出願中の機能であり,周囲の温度推定にAIを活用することで,輝度・階調・色度などの表示特性を安定化させている。
なお,同社は2019年4月12日(金)~14日(日)「2019 国際医用画像総合展(ITEM 2019)」(神奈川県 横浜市 パシフィコ横浜)にて,同製品を展示する。
●ColorEdgeの表示安定化機能についての詳細はこちら [PDF]
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EIZO(株)ヘルスケア営業部
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