富士フイルム,携帯型X線撮影装置「CALNEO Xair(カルネオ エックスエアー)」が,世界的に権威のある米国のデザイン賞「IDEA賞」でブロンズ賞を受賞
2019-9-5
富士フイルム(株)は,アメリカ・インダストリアル・デザイナー協会(IDSA)が主催する「IDEA賞(International Design Excellence Award)2019」において,携帯型X線撮影装置「CALNEO Xair」がブロンズ賞を受賞したことを発表した。
「IDEA賞」は,アメリカ・インダストリアル・デザイナー協会(IDSA)が1980年に設立したデザイン賞で,ドイツの「iFデザイン賞」,「レッドドットデザイン賞」に並び三大デザイン賞のひとつに数えられる世界的に権威のある賞。今年は世界中から約1,900点の応募があり,デザインの革新性・快適性・簡易性,社会的責任への貢献などの基準に基づいて厳格に審査された結果,49点がブロンズ賞を受賞した。
今回ブロンズ賞を受賞した「CALNEO Xair」は,外観のデザインだけでなく,小型・軽量で手軽に持ち運ぶことができ,在宅医療などにおいて簡便にX線検査を実現する点,直感的に使用できる操作性など,医療現場のニーズに応え医療の質の向上に貢献するさまざまな点が高く評価された。
富士フイルムは,あらゆる製品・サービスの開発において,機能や性能を追求するとともに,その優れた機能を最大限に生かすデザイン開発に取り組んでいる。外観デザインの美しさに留まらず,簡単・快適な操作性や携帯性などに徹底的にこだわったデザインを実現することにより,製品の新たな価値創出を目指している。
デザインを製品価値の一つととらえて注力するなか,多くの応募の中からIDEA賞に選ばれたことを励みに,これからも優れた製品の開発に取り組んでいく。
「IDEA賞2019」 ブロンズ賞受賞製品
携帯型X線撮影装置「CALNEO Xair」
富士フイルム初となる,手軽に持ち運ぶことができる携帯型X線撮影装置。小型・軽量なX線管球とバッテリーを採用し,可搬性/操作性に優れた総重量3.5kgを実現。在宅医療での撮影など,スペースが限られた場所での簡便なX線撮影と画像確認をサポートする。当社独自のISS方式とノイズ低減回路を搭載したX線画像診断装置「FUJIFILM CALNEO Smart」などの高感度検出に対応したカセッテDRを利用することで,低線量でも高画質な画像を得ることができる。これにより,在宅医療などにおいてX線撮影を行う医師や技師の移動や撮影準備などの身体的負荷低減と,患者の被ばく量低減に貢献する。
●問い合わせ先
富士フイルム(株)
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