キヤノンメディカルシステムズ,世界初の全身用マルチポジションCT「Aquilion Rise」を産学連携により開発
2025-4-3
キヤノンメディカルシステムズ(株)は,慶應義塾大学医学部放射線科学教室(教授:陣崎雅弘氏)の主導のもと産学連携により共同開発した世界初※1の全身用マルチポジションCT※2「Aquilion Rise」(アクイリオン ライズ)を,慶應義塾大学病院に設置し,臨床稼働を開始した。本製品は,2017年5月より慶應義塾大学病院で臨床稼働している立位・座位CT※3にて積み重ねてきた知見や臨床ニーズを踏まえ,従来の臥位によるCT検査はもちろんのこと,さらに立位・座位での検査も可能とした,マルチポジションで検査が可能な全身用X線CT装置の世界1号機である。
本製品は,2025年4月11日より国内での販売を開始する。また,2025年4月11日から4月13日にパシフィコ横浜 展示ホールで開催される2025国際医用画像総合展(ITEM2025)において,本製品を展示する。

「Aquilion Rise」外観イメージ
【本製品の特長】
新しい臨床価値へ
一つの装置で立位・座位・臥位の3つの撮影スタイルに対応している。立位または座位で撮影する事で,今まで臥位撮影ではわからなかった病変が早期に発見できる可能性があり,患者のQOL向上に繋がる。
直感的なワークフロー
新設計の片持ちガントリ機構や患者誘導チルトにより患者や医療従事者の動線を広く確保し,立位や座位検査時のスループットの向上を実現している。またカメラを用いた患者の自動ポジショニングや,AI※4を活用した自動化技術INSTINXプラットフォームによる直感的なワークフローにより,シンプルかつ迅速な検査を提供する。
病院経営への貢献
一般的な臥位撮影に加え,更に立位と座位撮影を行うことができ,様々な臨床ニーズに対応することが可能になることで検査の幅が広がる。また効率的なワークフローにより1検査あたりの時間を短縮し,病院経営に貢献する。
同社は,引き続き産学連携を通じて医療現場の最前線のニーズを適切にかつ的確に捉え,医療全体さらに患者に貢献するという,キヤノンが目指す “Made for Life”の理念に基づいた活動を行っていく。
一般的名称:全身用X線CT診断装置
販売名:CTスキャナ Aquilion Rise TSX-402A
認証番号:306ACBZX00036000
※1 2025年4月2日現在。全身を対象としたマルチポジションでの撮影が可能なCT装置として。(キヤノン調べ)
※2 臥位,立位,座位の3体位が撮影可能なCT装置の総称。
※3 https://jp.medical.canon/News/PressRelease/Detail/11916-834
※4 設計の段階でAI技術を使用しており,本システムは自己学習機能を有していない。
●問い合わせ先
キヤノンメディカルシステムズ(株)
広報室
TEL 0287-26-5100
https://jp.medical.canon